電波の城16巻の感想です。
16巻は6月に出ていたんですね。
15巻も出ていたなんて。
発売のタームが長い時と短い時があるので忘れていました。
「電波の城」はテレビ業界をテーマに
主人公「天宮詩織」がアナウンサーとして成り上がっていく物語。
細野不二彦先生の作品はどれも好きで
「ギャラリーフェイク」が終わり、この漫画を初めて読んだときも
やっぱり、細野先生の漫画には駄作がないなと思ったものでした。
謎多き主人公の設定や、先が気になる描き方は
さすが大御所漫画家と思わせます。
しかし、8巻くらいからK1をモデルした総合格闘技ソルジャーコロセウム、
オウム真理教がモデルの聖レムリア教団の話など
90年代の時代遅れともいうべき題材を扱っているためか
次第に興味がうすれていきます。
それでも一定以上のおもしろさをキープしているということは
漫画家としての実力がそれだけハイレベルなんだということでしょう。
さて、16巻も聖レムリア教団の話がメインとなっています。
今まで少しずつしか明らかにされてこなかった主人公の過去が
14~15巻で大幅に明かされていきます。
その過去は衝撃的内容で、16巻はその過去がスクープとして
世間に暴露されるかも?といった内容です。
「天宮詩織」絶対絶命のピンチ!!
今卷は、個人的に興味のない聖シムリア教団の話を扱いながらも
話の展開は非常にスリリングになっていて、おもしろかったです。
これからどのような展開に発展していくのでしょう?
早く17巻が読みたい。
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