ジャイアントキリング25卷が10月23日に発売されました。
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今卷のメインは、前回に引き続き「ユナイテッド・スカルズ」結成秘話です。
この漫画はサッカーに関わる様々な人に焦点をあてていて、
今回は、過激なサポーター集団というわけです。
「ユナイテッド・スカルズ」のリーダー、羽田が
サポーターになった経緯が描かれていますが、
話が中途半端に終わってしまってて、このキャラに魅力が感じられません。
羽田は、もっと熱くて、もっと野蛮で、もっと理不尽で、
だけど・・・
もっと情にあつく、もっとサッカーとETUを愛してるキャラだと想像していました。
フーリガンじゃないけどもっと過激な過去を期待していました。
25卷の最も印象的なシーンは、
冒頭で、人生に絶望しかけてた過去の羽田が
毎回応援しにくるサポーターからその理由を聞かされます。
「応援されて嬉しくない人間なんていないだろ」と。
普段の生活の中では、応援されることは少ない。
それでも応援してくれる人がいてくれて
その応援があって、辛いことを乗り越えられたことがある。
羽田は、そのことをサポーターたちを通じて思い出します。
だから辛い時期こそ応援できる人になろうと
羽田は、サポーターに、ユナイテッド・スカルズのリーダーになるのです。
そうなんですよね。
普段は、応援されることなんてないと思いがちですが
思い出してみると
辛いことがあったときに応援してくれることって意外とあるんですよね。
で、自分は応援できてたかというとどうだったか?
サッカーのサポーターたちと
同じようにいろんな応援の仕方があると思いますが、
少なくとも・・・
野次をとばすだけの応援ではなく、
きちんと「頑張れ」と前向きな応援をしたいですね。
話がそれましたが、
ユナイテッド・スカルズの話は25卷の約2/3程度で一区切りします。
後半は「ジェムユナイテッド千葉」との対戦。
こちらの方は、ジャイキリ本領発揮と言った感じで、
見事な戦術によるゲーム展開に見入ってしまいます。
千葉の監督は、ETUシフトをしいてきて、ETUピンチ。
達海はどう攻略するのか?
26卷も楽しみです。
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