「銀の匙」6卷の感想です。
荒川弘先生のゆるゆる漫画です。
読んでいくうちに、6巻目にして
この漫画の良さが分かってきました。
今卷は馬術の話がメインです。
主人公の八軒は何をやってもそこそこ。
今回の馬術大会でもローカルな大会で4位。
八軒は試合でも練習でも頑張っています。
でも、そこに熱血漢はありません。
楽しくて楽しくて仕方ないって感じで馬に乗っているわけでなく
辛いけど目標に向かって頑張っているって感じでもありません。
「やってみれば?」
「ちょっと辛いけど、そんな嫌じゃないから、まっいいか?」
というノリです。
ほとんどの行動がこんな感じです。
こんな八軒を見てると、微笑ましく感じてきました。
最初は、読み終わって「で?何?」的な読後感で終わってしまいましたが
なんだか癒されます。
さらにこの漫画は、少年漫画には必須の
とびきりかわいい女の子が出てこないのです。
イケメンもいません。
(どちらも「~ぽっい」のはいます)
こーゆう要素もいいのかもしれません。
過度な刺激がない代わりに過度のストレスもない。
そんな大自然での青春。
いいと思えてきました。
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