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進撃の巨人10卷(ネタバレ)感想

4月9日に「進撃の巨人」10卷が発売されました。
TVアニメもTOKYO MXで4月7日から、テレビ愛知で4月8日から開始していて
現在、講談社系では注目度№1の漫画ではないでしょうか?

進撃の巨人10卷

まず最初に10卷の感想を一言で言うと「面白かった」です。
8卷が面白くて9卷が面白くなくて・・・
この漫画は隔卷ごとに面白いという構成なんだなと思ってしまいました。

9卷はまるまる伏線貼りの卷で何が何だが分からず読んだら面白くなかったっていう卷でした。
そして、10卷で9卷で描かれた意図が解りかけます。
8卷のときに読み返さないと伏線の意味が分からなかったように
10卷も読み返さないと「これ伏線だったの?」と伏線自体が分かりません。
しかし、こんなに伏線だらけの漫画っていうのも珍しいです。
改めて読んでみると「このキャラの行動にはこうゆう意図があったんだ」と分かって
正に!これ伏線だったんだ!?と、なんだか驚きというよりも感心してしまいます。

さて、ここからは10卷の内容(ネタバレ)について話していこうと思います。

10卷では主人公であるエレンが所属していた第104期訓練兵団卒業生のほとんどが
重要なキャラであったことが判明されました。
1卷で成績順に10人がデカデカと紹介されているので重要なキャラであること自体は
普通なことなのですが、104期生のそれぞれに出生の秘密があるようであり、
この104期の卒業生のキャラの存在自体が伏線だったのです。

第40話で、ユミルが巨人だと判明。
第41話で、クリスタがヒストリアという有名な貴族の血を引いていることが判明。
第42話で、ライナーが鎧の巨人、ベルトルトが超大型巨人であったことが判明。

大抵の人は登場人物を忘れていると思いますので記載しておきます。

●第104期訓練兵団卒業生
卒業時成績 名前    明かされた出生などの情報
1     ミカサ   東洋人
2    ライナー  鎧の巨人
3    ベルトルト 超大型巨人
4     アニ    女型巨人
5     エレン   巨人(巨人化の謎に父親関与)
6    ジャン   
7    マルコ   死亡
8    コニー   親が巨人化の人体実験にされた?
9    サシャ
10    クリスタ  ヒストリアという巨人化の鍵を握る貴族
*ユミルは巨人、アルミンはこれから出生に何らかの謎が提示されるのか?

そして10卷でもう一つ分かったことは
巨人化できる技術を持っている組織は複数あるということです。

ユミルが巨人であるとライナー、ベルトルトは知らなかったこと。
しかも幼い頃に巨人化したユミルに攻撃をされていることから
ユミルはライナーたちの組織とは別の組織であると推察されます。
別の巨人が「ユミルさま」と言葉を発していたことから
ユミルはなんらかの巨人組織を束ねていたのかもしれません。
そして、獣の巨人は立体起動装置を知らなかったことから
これもライナーたちの組織とは違う組織だと推察されます。
もう一つは、壁に埋っていた巨人(=壁)を崇める宗教団体の組織。
ヒストリアという貴族がなんらかの関係を持っているようですが
クリスタがヒストリア一族と判明しました。
ライナーが10卷で人類を滅ぼそうしたと言っていることから
人類を巨人から守るための壁をつくった組織は、
また別の組織であることが推察されます。

これからいろんな組織の思惑が入り乱れていき
面白くなっていきそうです。
(11卷はおそらくあまり面白くない・・・んでしょう?)

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