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「ダイヤのA」感想まとめ~リアルな高校生心理を描いた熱血野球漫画~

ダイヤのA
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「ダイヤのA」は、高校生の心理を!、野球理論を!リアルに描いた熱血野球漫画!!

少年漫画において、「ダイヤのA」は大人も楽しめる野球漫画!
2006年~2015年まで週刊少年マガジンで連載されていました。
今は、actⅡ、第二部として続編が描かれています。

この漫画の特徴を体系的に見てみます。

マガジン系⇒リアル路線 熱血!
ジャンプなどのスポーツ漫画と比較してですが、
マガジン歴代のスポーツ漫画はリアル路線です。
そして、マガジンと言えば熱血!ジャンプも熱血ですがマガジンの方が元祖です。

2000年代野球漫画⇒キャッチャーの重要性
ID野球移行のキャッチャー、古田敦也選手、谷繫元信選手、の活躍で
2000年代の野球漫画は、ラストイニング、おおきく振りかぶって、など
キャッチャーのリードが以前の漫画よりクローズアップされています。

ダイヤのAは、これらの特徴を踏襲しています。
つまり、リアルで熱血なんです。
リアルにするために2000年以降の野球スタイルをきちんと描き、
なによりリアルなのは、高校球児の心理をとことん緻密に描いてることです。
数ある野球漫画の中でも高校球児の野球に対する熱い思いや悩みをこれほどリアルに描いた漫画はありません。

ダイヤのAの特徴をさらに具体化して挙げてみたいと思います。

「ダイヤのA」の漫画の四つの特徴!

「ダイヤのA」の特徴
1.舞台が野球名門高校
2.主人公の才能は、そこそこ
3.登場人物は練習することで成長する
4.レギュラー陣以外にもスポットライトをあててる

1.舞台が野球名門高校
他の野球漫画にありそうでない設定です。
弱小野球部が強豪を破っていくというパターンが多いので
初めから甲子園を狙える位置の高校が舞台というのは逆に新鮮。
リアル野球漫画としての説得力があります。

中学時代エースで4番だった特待生が
ここでレギュラーを取ることが、いかに大変かを描ききっています。
レギュラー発表の話は感動しました。

2.主人公の才能は、そこそこ
90年代以降のスポーツ漫画では、
このタイプの主人公をみかけるようになりましたが、まだまだ珍しい方。
「スラムダンク」がこのパターンです。
高校1年ということでチームメイト中での実力はない方という設定です。

当初は期待されずに試合に出されたのに、状況は変わって
結局、主人公に期待せざるを得なくなっているというハラハラドキドキの展開となります。

3.登場人物は練習することで成長する
練習の話を面白く描くのは難しいと思うのですが
この漫画は、練習の話も熱い。
チームメイトとの友情は、練習という日常生活の中で深まっていきます。
仲間の支えがあって辛い日常を乗り越えていく話は、涙ものです。

4.レギュラー陣以外にもスポットライトをあててる
この漫画は登場人物が多い。
中には、高校野球に挫折したキャラもでてくる。
高校球児の光と影をきちんと描いて、影の部分の話も多い。
これがリアル高校野球漫画と言われる所以の一つでしょう。

 

「ダイヤのA」を読んだら、
とにかく頑張っている人しか出てこず、挫折したり、挫折を克服する話も多いので、泣きます。
そして、登場人物の熱血感に感化されて、
モチベーションアップになることは間違いなしです。

ダイヤのA(1) (週刊少年マガジンコミックス)

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