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信長協奏曲(ドラマ1話~4話ネタバレ)感想

信長協奏曲

信長協奏曲が10月13日からフジテレビ系で放送されています。

信長協奏曲ポスター

正直、月9に信長協奏曲が原作って大丈夫?
と思いましたが、豪華キャストも手伝ってか
意外と(失礼)おもしろくて毎週観ています。

主なキャスト
サブロー/織田信長 小栗旬
帰蝶 柴咲コウ
池田恒興 向井理
柴田勝家 高嶋政宏
前田利家 藤ヶ谷太輔
豊臣秀吉 山田孝之
徳川家康 濱田岳
お市 水原希子

柴咲コウがいかにも田舎大名の御姫様って演技でいいです。
前田利家が身長低すぎるというツッコミもありますが、それ以外は納得の配役です。

漫画の信長協奏曲のおもしろさは、
現代人思考の草食系男子が戦国時代にタイムスリップしたらどうなるか?というテーマです。
ドラマの方は、逆で、
現代ドラマが戦国時代だったらどうなる?みないなつくりになっています。
月9だけあってフジのドラマ臭がプンプンしていて
戦国時代のセットで現代ドラマやってますという感じで、
まるで、ショムニを観ているような感覚になります。
原作の軽い信長とゆるい戦国時代がフジのドラマに見事にハマったって感じです。

特に2話が良かったです。
父親(斉藤道三)に愛されていないと思っていた帰蝶が
親の愛情を信長(サブロー)に気づかされるという話です。

2話のおもしろさは、道三が未来から来ていたということです。

タイムスリップものは、
私たちが認識している過去の事実が
実はこうして成り立ったんだよ?という過程を
「なるほど?」と思わせるおもしろさがあります。
時間のトリックであるとか未来から来たことの影響で
過去を変えてしまったと読者を思わせておいて
どうしたら私たちの認識している事実に辿り着くのか?と
先が気になるストーリー展開になるパターンです。

2話に話を戻します。
道三は、未来から来ているので歴史を知っているわけです。
そこで、道三は帰蝶を幸せにするために天下人に嫁がせようとするのですが
まだ改名していないので誰が豊臣秀吉か徳川家康かが分からないのです。
唯一分かっている織田信長(実際には信長は天下をとっていませんが)に
嫁がせたのですが、信長は未来から来たニセ者だと知ってしまいます。
ニセ者に天下はとれないと思った道三は、
少しでも天下に近い大名武田信玄に帰蝶を嫁ぎ先を変えようと試みます。

しかし、信長が草食男子系の弱そうな高校生であっても
歴史は変わらなかったのです。
道三は歴史通り自分の子どもの謀反によって窮地に陥ります。
そんな義父の窮地に信長はニセ者であっても歴史通りに援軍をさし向けたのでした。
ニセ者だからとなめられ、裏切られた形となっても信長は、
帰蝶を愛する道三を放っておけず、道三を救うために自ら援軍として向かったのです。
それを知った道三はニセ者であっても帰蝶を幸せにしてくれるだろうと悟り
当初(=史実)の通り、帰蝶を信長に託して亡くなったのでした。

道三以降、新しい未来人は登場してきてません。
毎回、未来人を登場させた方がおもしろくなるのに。
と思いつつ毎週観てます。

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