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電波の城19卷(ネタバレ)感想

「電波の城」19卷感想です。

電波の城19卷

最近「電波の城」は小さな書店ではみかけなくなりました。
少し前までは、最新卷は置いてあったのに・・・。
マイナーなコミックになりつつあるんでしょうか?

この漫画は、主人公の天宮詩織がメディア業界で成り上がっていく話で
1卷から今卷まで数々のライバルが登場しました。
前話までのライバルはゴールデン番組のメインキャスターをはれる
テレビ界の妖怪、立花哲人。
その立花氏が去り、新たなライバルとして登場したのは
なんと、中央テレビ社長「烏丸実篤」。

19卷にして結構な地位まで上り詰めた詩織ですが
今回の相手は流石の詩織でも一人で対応するには限界が・・・。
ということで詩織の気になる存在谷口くんに助けを乞います。
前話で、谷口くんが後押しする形で詩織は窮地を脱したことから
詩織は谷口くんを完全に信頼したということなんでしょう。
プライドの高い詩織が、相手を利用するのではなく、面と向かって
谷口くんに「力を貸して欲しい」と懇願しています。
そして、19卷の終盤の展開にはびっくりしてしまいました。
詩織と谷口くんがこんなにも急接近するするとは・・・。

そして、他のライバルたち、
本条、三隅、児島。
数々の登場人物の思惑を描きつつ、一つの終着点へ向かう
卓越したストーリー展開は今卷も顕在です。
先が気になります。

しかし、毎回いつも残念と思うのは
詩織が携わるメディアが扱うテーマがおもしろくない。
今回は放送法改正を扱っていますが、興味をそそられません。
これはストーリーを進める際の二次的な部分なので
おもしろく描くのは難しいのかもしれませんが
読者にとって時事性のある深刻なテーマに変えるとか、
もう少し掘り下げてテーマを問題化するなど
できれば、もっとよくなると思います。

最後に、細野先生・・・
谷口くんに迫まれた詩織が「いやん。」って・・・
もう少し色っぽい表現をお願いします。

電波の城 19 (ビッグ コミックス)

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