進撃の巨人9巻(ネタバレ)感想

「進撃の巨人」9巻が12月7日発売されました。

8巻はおもしろかったのですが
9巻になってまた、おもしろくなくなってしまいましたね。
それどころか、作者や編集部の方針に嫌悪感を感じた卷でした。

35話で獣の巨人なる新たな巨人が登場します。
その獣の巨人に調査兵団実力№2ともいわれる実力者が
一人で戦い挑むことになるのですが、一方的に獣の巨人率いる巨人に食べられてしまいます。
獣の巨人の能力の高さを描きたかったのか分かりませんが
今更、人間が巨人に酷くも捕食されるシーンを細かに描く意図がよく分かりません。
一人で戦っているので登場人物の誰かに絶望感を与えようとする訳ではないので
それを読者に感じてもらおうという意図で描いたのは確かです。
35話は、描く必要があったのでしょうか?
嫌悪感が残る話でしかありませんでした。

次の36話はサシャの物語でしたが
小さい頃のミカサの話の劣化版ともいえる話を繰り返してるだけのようで、
おもしろくありません。
後々、この話もなんらかの形で回収されるのでしょうが、
36話単体では、おもしろくないのは確かです。

そして、37話、38話でやっと話が進みます。
もうここまでで遠回りしたって感じで読んでいるので
少しでもテンポが悪いと、物足りなさを感じてしまいます。
もう少し話を進めて欲しかったです。

この漫画はエレンが巨人化する話までがピークだったのかもしれません。
圧倒的な力を持つ巨人にどうやって人類は挑んでいくのか?
これこそが、この漫画のおもしろさの根底だった気がします。
エレンが自在に巨人化できることから
巨人は人によってつくられたものであると解ってしまいます。
つまり、人類も巨人の力を持つことができる?
と分かってしまった時点で
この漫画の求心力はなくなっていったと思います。

それでもそれまでは素晴らしい漫画であったことは確かで
だからここまで引き延ばせたのだと思います。
でも、それも限界にきてると思うのは私だけでしょうか?

人の手によって巨人がつくられたと判明している以上
一刻も早く、その「敵」が誰であるかを特定して欲しいです。
それから新たな謎を提示した方がインパクトがあると思うのですが・・・。

これまでと変わらない謎の提示の仕方では
物語の進行を遅らせてるようにしか感じられなくなってしまって
謎を提示しても興味がわきません。

進撃の巨人(9) (講談社コミックス)

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