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BUYUDEN6卷(ネタバレ)感想

「BUYUDEN」6卷が10月18日に発売されました。

「MAJOR」のヒットで有名になった満田拓也先生が
バレーボール、野球の次に選んだ題材はボクシングでした。

1話目を最初読んだときは、おもしろくないなあと思っていましたが
読んでいくうちに面白くなっていきます。
主人公の勇は勉強もスポーツもできる優等生。
そんな勇は転校生の萌香を好きになってしまいます。
萌香は、ボクシングをやっていて、
年上の男の暴力にも萌香は決して屈しません。
勇は、萌香と一緒の時間を共有したいという思いと
萌香を守れる男になりたいという思いからボクシングを始めます。

小学生同士なので恋愛というよりも友情という方が合っている
さわやかな関係が築かれていきます。
萌香からボクシングを教わる勇。
そんな関係が読んでて微笑ましいです。
3卷までのおもしろさは、それだけです。

4卷、5卷で萌香に苦難の壁が立ちはだかります。
勇の支えもあってそれを乗り越えようとする萌香。
ですが、さらなる苦難が・・・。
過激な試合から萌香は網膜剥離を患ってしまいます。
ボクシングができなくった萌香、
勇にとってボクシングをやる全てだった萌香の存在。

ボクシングを取り上げられた萌香は、
ボクシングに関わることを拒絶し、勇とも違う中学に進学することに。
それでも勇はボクシングを続けることを決意します。
ボクシングができなくなった萌香の想いまで
背負うことを決意するのです。

6巻では、別々の道を歩みだした二人は中学3年になっています。
あんなにかっこよかった萌香は、
デブと言ってしまうほど太り過ぎてしまっています。
よっぽど勇は萌香が好きだったんでしょう。
太りまくった萌香と再会しても昔と気持ちはなんにも変っていないようです。

今卷は中学編の序章というべき卷で、
物語が少し動きだしたなかな?程度で終わってしまいます。
なので過去の卷と比べると今卷が一番読んでて退屈かもしれません。

満田先生は精神的な部分も含めた子どもの成長を描かくのが
本当に上手い。
今後二人がどんな成長をするのか見守って行きたいです。

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