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エヴァンゲリヲン新劇場版Q 感想その2(ネタバレなし)

「エヴァンゲリヲン新劇場版Q」の感想の前に
TV版、劇場版の「エヴァンゲリオン」の設定のおさらいをしてみました。
この設定を知っているのと知らないのとで新劇場版の楽しみ方が違ってきます。

・エヴァンゲリオンの謎その1  この物語の世界観~何故使徒は人類を攻撃するのか?~

Wikipediaから引用
はるか昔にこの宇宙のどこかにヒト型の知的生命体が存在していた。彼らは自らの星が滅びる運命だと知ったことで、それぞれ月に乗り宇宙へと旅立った。地球には生命の実を得た「アダム」と、知恵の実を得た「リリス」という2種類の生命の種が落ちた。先に地球に到達したのはアダムを乗せた「白き月」であり、これは現在の南極大陸に存在した。しかし後にリリスを乗せた「黒き月」も地球に落下する。

地球には2種類の生命が宇宙からやってきたことになっています。
それが
①生命の実を得た「アダム」
②知恵の実を得た「リリス」
です。

『エヴァ』世界の設定ではこの衝突が月形成の原因となったジャイアントインパクト=ファーストインパクトである。この後、地球を支配するのはリリスより生まれた生命である。一方、アダムより生まれた生命=使徒は西暦2015年に至るまで活動することはなかった。

①アダムより生まれた生命が「使徒」で
②リリスより生まれた生命というのは「人類」のことです。

この物語は①と②の戦いを描いています。
使徒は何者で使徒の目的はなんなのか?
というのは途中まで語られずに物語が進行していきますが
途中で、ミサトがシンジくんに語られ、明らかにされます。
「使徒はネルフ本部の地下にあるアダムと接触してサードインパクトが起こすことが目的」と。
彼らは何故サードインパクトを起こしたいのでしょうか?
これは最後の使者第十七使徒タブリス(渚カヲル)によって語られます。

「僕が生き続けることが僕の運命だからだよ。
結果、人が滅びてもね。」

つまり、①の生命体と②生命体との生き残りを賭けた戦争ということです。
サードインパクトを起こして人類を滅ぼし、
アダムより生まれし生命(使徒)の繁栄を使徒は望んでいます。

エヴァンゲリオンの謎その2  綾波レイと渚カヲルの正体

エヴァンゲリオンでは「アダム」と「リリス」という存在があるのが前提になっていますが
この二つの生命体は実は身近にいた!というのが物語終盤に判明します。
「アダム」も「リリス」もはるか昔の生命体という設定になっていますが
人類は科学によってこの二つの生命体を現世に甦らせることに成功しました。

それが
①アダムの魂を持った「渚カヲル」
②リリスの魂を持った「綾波レイ」
です。

人類は人の遺伝子に何らかの方法でこの二つの生命体の魂を宿らすことに成功します。
つまり、人の姿はしているけれど、
①渚カヲル=アダム
②綾波レイ=リリス
ということになります。

①のアダムも②のリリスも主人公のシンジを好きになります。
この二つの生命体に好かれたことにより人類の命運は
シンジに委ねられることになります。

他に人類補完計画とは何だったか?など
このアニメは謎が尽きないのですが、
この二つを把握してるだけで随分エヴァンゲリオンが分かりやすくなると思います。

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