電波の城17卷(ネタバレ)感想

「電波の城」17卷が9月28日に発売されました。

16卷で主人公の天宮詩織は、キャスターの座を降ろされ
電波の城から戦線離脱したかに思われましたが、
17卷の冒頭で一気に形勢を逆転させます。
そして、詩織は父親以外に唯一心を許せる谷口くんにアプローチをかけます。
しかし、谷口くんを密かに思うかつてのライバル児島の横やりが入って三角関係が勃発。
そうこうしている間に再び犠牲者が・・・。

そうです。
電波の城で起きてる日常は戦争なんです。
「毎日誰かを刺している。
 毎日誰かが隠したい秘密を暴き、誰かを傷つけている。
 だから、いつか自分たちが刺されることを拒むことはできない。」
これは谷口くんの台詞。

人は隠したい秘密を必ず持っていると言っていい。
それを暴くことは人を傷つける。
これはメディアの核心をついている言葉だと思います。
民主主義社会、組織において秘密は悪。
だから暴かねばならない。
そして、これは我々日常生活においても当てはまることですね。
人は妬み、誹謗中傷する生き物です。
だから秘密を持つ。
この漫画は、組織の部分の暴露と個人の部分の暴露とを
上手くリンクさせて人間模様を描いているからおもしろいんですね。

こういった深刻なテーマのスリリングな展開の話とは別に
合間合間に詩織のノスタルジックな回想が入っていて、
16卷に続き17卷でも詩織の過去がドンドン明らかになっていきます。
詩織は一体どれだけの修羅場をくぐってきたのでしょうか?
詩織の少女時代は波乱万丈すぎます。
そして、現在でもステージを変え戦いは続く。
戦いの束の間に初めて詩織は人に心をさらけだします。
そのお相手が谷口くんです。
詩織はそのとき「いいな、こんな時間」と心の中でつぶやきます。
かっかわいいじゃねーか。

毎卷そうですが、17卷の最後で詩織は絶体絶命のピンチをむかえ、終了。
18卷が気になる終わり方。早く読みたい。
予告には、18卷は詩織の中学生時代が話のメインになるみたいですね。

電波の城 17 (ビッグ コミックス)

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