世間が浮かれまくってる中、「バンドブーム」が勃発!
1989年は日本のバブル景気が最高潮に達した年です。
安田火災海上保険がゴッホの「ひまわり」を53億円落札だけでもビックリしたのに
今度は、三菱地所がアメリカ のロックフェラー・センターを買収してしまったのです。
この年の年末に東京の株式市場の時価総額が最高値に。
その総合金額は世界の株式の40%近くに達していたのです。
これが妥当性のある実質金額であるなら、日本は世界を制したといっていいでしょう。
サブカル的には、1989年はバンドブームの絶頂期でした。
「ブルーハーツ」を筆頭に「ジュン・スカイ・ウォーカーズ」、「ユニコーン」、「プリンセス・プリンセス」、「X」、などなどのバンドが次々にヒット作を連発していきます。
バンド形態の自作自演で音楽をリリースする方式は、
突発的に一部の天才が現れることは何度かありましたが
何故か日本では、これまでにありませんでした。
アメリカ、イギリスのように一組のバンドのブレイクによって、
数組のバンドが続いてブレイクするという現象は、この現象が初めてでした。
CDからカセットテープへの録音!ハイポジション!!覚えてる人いるかな?
当時は、レコードからCDに移行していく過渡期で、
この年にCDへの移行がある程度終わりました。
当時は貸しレコード専門店というのがあって、
この年から貸しレコード屋にレコードがなくなったと記憶してます。
そう、そう。
貸しレコード屋からCDを借りてきてカセットテープに録音してましたね。
カセットには、音質がいい順にメタルポジション→ハイポジション→ノーマルと分かれていて
メタルポジションは値段が高いので、これは自分のベストをつくる用に一度か二度録音した記憶しかないです。
メタルは、上書き録音すると前に録音した音が残ってしまうので、録音の失敗が許されない。
ハイポジションは、何度か録音しても前に録音した音が消えているので、
ほとんどをハイポジションで録音してましたね。
ゲームボーイ発売 世界中の子どもたちがゲームに夢中に!
1989年4月、携帯用ゲーム機「ゲームボーイ」が発売します。
CMがカッコ良かったのを記憶しています。
ゲームウォッチをやっていた身では、やっと出たか!という感じでした。
しかし、ゲームウォッチは画面が動かなったのに対し、
ゲームボーイは、画面が展開していくことに加え、さらにいくつものソフトを楽しめる。
シャープが40億円をかけてゲームボーイの液晶開発用の工場を設立するなど、
ゲームボーイの開発が大変だった知ったのは、あとのことでした。
全世界同時発売で、ソフトはアレイウェイ、スーパーマリオランド、ベースボール、役満。
ファミコンよりも簡単にソフトをつくれるのか、この後も次々とソフトが出ています。
テニス、テトリス、上海、ミッキーマウス、ハイパーロードランナー、
ドラキュラ伝説、ゴルフ、魔界塔士Sa・Ga、将棋、海戦ゲーム NAVY BLUE、などなどです。
今でも人気のテトリスが世界中で大ヒット!
この年に発売されたゲームボーイのソフト
スーパーマリオランド、テトリスは400万本超えの売り上げをみせ、
特にテトリスは二人対戦可能で人気を得て、全世界では3500万本超えという記録をつくりました。
世界中の子どもたちが外に出てもゲームをしているという現象がみられるようになり、
日本だけでなく、世界でもニュースになりました。
このテトリスのヒットによって、新たなパズルゲームが次々発売されていきます。
余談になりますが、テトリスについて調べていたら面白いブログがありました。
●レトロゲームの逆襲
http://retrogame-blog.com/game/megadrive-genesis/md-tetris-not-release/
メガドライブでも発売される予定だったらしいのですが、
セガが取っていた版権が正式なものではなかったので、発売できなかったみたいですね。
テトリスがメガドライブで発売されていたら
メガドライブがファミコンに取って変わっていたでしょうか?
セガはその後、テトリスの代わりに
コラムス、ぷよぷよと人気パズルゲームを発売していきます。
ファミコン用ソフトは不作!?
この年のファミコンソフトは続編ものマンガのキャラクターものが多いです。
私がやっていなかったこともあり、他の名作もあるのかもしれませんが
名作はマザーくらいではないでしょうか?
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