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思い出ゲームランキング③~1985年スーパーマリオブラザーズの衝撃!~

ゲーム

スパーマリオブラザーズ

ドルアーガの塔

ポートピア連続殺人事件

スパルタンX

キン肉マンマッスルタッグマッチ

1985年という年

1985年を振り返ってみると、いろいろなことがあった年だと思い出します。

8月12日、日本航空123便墜落事故が発生。
13日は帰省のため祖父母の家に向かう途中でしたが、
ニュースはその事故の話題しかないといった状況で、祖父母の家に着きテレビを観ても状況は同じでした。

プロ野球では、阪神がバース・掛布・岡田のダイナマイト打線で38年ぶりに優勝。
高校野球は、桑田・清原のPL学園が夏の甲子園で優勝。
優勝よりも衝撃的だったのはドラフトで、二人がどこに行くのか夏から注目されていました。
結果は巨人に行きたいとPRしていた清原が西武に、早稲田大学に行くと明言していた桑田が巨人に行くことに。

キン肉マン・キャプテン翼orタッチ!?

個人的には、人生で週刊少年ジャンプを最も楽しみにして購読していた年でした。
気まぐれオレンジロードを読んでいるだけで、友達にエロ認定されたので
シティハンターも読んでいましたが「読んでいる」とは決して友達に言えませんでしたね。

キン肉マン、キャプテン翼に続き、北斗の拳、ドラゴンボール、聖闘士星矢とメガヒット作が連続
キン肉マン、キャプテン翼の人気が下火になっていったのも覚えています。
キン肉マンはアニメが読売テレビの火曜7:00枠に移行されて、
ほとんどの週を巨人戦の放送でつぶれ、観れなくなったので、いつの間にか観るのを止めてました。
キャプテン翼はアニメの放送時間が、ブームとなったスケバン刑事と被ったため、
何人かの友達はスケバン刑事に乗り換えてしまいました。(私は乗り換えませんでしたが)
スケバン刑事で主演の南野陽子は、とにかくすごい人気でした。

異性を意識する過渡期だったのか、観るテレビ番組も人によって別れ始めました。
アニメで、ラブコメの「タッチ」が放送開始。
僕たちの年代では野球好きの人でも、ほとんどの友達は観ていませんでしたが、
ませてる友達は結構ハマってました。
そして、夕やけニャンニャンの放送開始です。
クラスで、アニメ「ハイスクール奇面組」のオープニング・エンディングソングを
歌っているグループが人気と、話題になり、私もたまに夕やけニャンニャンを観てました。
秋元康と結婚した高井麻巳子が人気でしたね。

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ファミコン全盛時代の幕開け!

1985年は、ファミコンの人気によってゲームが
絵本、マンガ、玩具、アニメに続いて子ども向け娯楽産業の一つに定着した年になったと思います。
前年までのファミコンソフトの売り上げからハドソン、ナムコに続き
ジャレコ、タイトー、バンダイ、エニックスなどのメーカーが次々に参入。
この年から前年にも増して面白いゲームが次々と発売されていきます。

この年から、貧富の差や親の教育方針の差というものを初めて認識してきます。
この年、私が親に買ってもらったソフトは
「アイスクライマー」、「サッカー」、「スーパーマリオ」、「テグザー」の4本。
だいたい、このくらいのペースで買ってもらっている友達が多かったと記憶しています。
しかし、次々面白そうなソフトがでてくるので
1ヶ月に1本くらいのペースでソフトを買っている同級生も何人かいて・・・。
そうなると私が持っているソフトでは、その同級生にメリットなく、
ソフトの貸し借りができず、やりたくてもできないソフトがでてきたのです。
(その・・・何人かの同級生はやっていたと思いますが)

1985年に発売されたソフトで100万本以上売れたのは
「アイスクライマー」、「サッカー」、「スパルタンX」、
「スーパーマリオブラザーズ」、「キン肉マン マッスルタッグマッチ」。
この中でも「スーパーマリオブラザーズ」は400万本で、突出しています。

ファミリー向けに任天堂から’85年前半に発売された「アイスクライマー」、「サッカー」。
しかし、時代は家族向けから子どもたちだけで熱狂できるソフトに移行していきます。
任天堂以外のメーカーが、そのようなソフトで実績を上げていったからです。
任天堂は、家族向けにワンコン・ツーコンを同時に使って
二人以上で楽しむソフトで実績を上げたのに対し、
他のメーカーは、ワンコンを使うだけでも(一人だけでも)充分楽しめることを示していたのです。
任天堂が凄いのは、ここでワンコン(一人)だけでも楽しめる
「スパルタンX」、「スーパーマリオブラザーズ」を発売し、実績を残したことです。

「スパルタンX」は、ゼビウス、ロードランナーみたいに友達数人で
何回も5階(1階=1面)のラストステージまで挑戦できる楽しみがあって、本当楽しかった。
4階の妖術師がなかなか倒せなくて、友達が妖術師を倒せたときの喜びは今でも覚えています。
そして、この3ヶ月後に発売された「スーパーマリオブラザーズ」はこれを超えるソフトでした。

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スーパーマリオブラザースの衝撃!!

「スパルタンX」が5面だけだったのに対してスーパーマリオは32面あり、
1面1面、地上、地下、空、海など、いろんなワールドを楽しめることができたのです。
もちろん1面1面の難易度はスパルタンXより低く設定されていましたが、
32面もあっては普通の小学生ではクリアできません。
(当時はセーブという概念がなかったので)
ワープという概念で、全部をクリアしなくてもいくつかの面をクリアすれば
最短でクリアだけはできるようにしたのは流石でした。

「スーパーマリオブラザーズ」の人気は物凄く、自分がそうだったから言えるのですが
当時の小学生で、このソフトを持っているというだけで滅茶苦茶ステータスでした。
このソフトのせいで何人かの友達を失いました。(笑)

何人のも友達が「プレイさせて欲しい」と言いよってきて
昼間、私の家にはたくさんの友達が来ました。
私の家にたくさんの友達の自転車が停まっているのをみた違う友達は
スーパーマリオを貸して欲しいと強要してきました。
「まだ僕もクリアしてないし、先に貸して欲しいと言ってる何人もの友達がいるから時間かかるよ?」と
伝えると逆ギレされ、疎遠になってしまった友達もいました。
逆に、「こうやったらクリアできるよ!」と教えてあげると
「次はどうやってクリアするの?」と急に仲良くしてくる友達もいましたが・・・。

一番ショックだったのは、仲良くしていた友達がいて、
一緒にスーパーマリオをやって遊んでいたんですが、
私がクリアしたあとだったので貸してあげて・・・。
数日後の夜、その友達から家に電話がかかってきて「全面クリアしたぞー!!」って。
私は「何回か、その友達の家で私がクリアしてるのを見てるのに今更?」って思って
「そんなことで電話してきたの?」って言ってしまった。
それ以来、今までのように毎日遊ぶような仲にはなくなってしまいました・・・。
その一言がいけなかったのか?それともスーパーマリオ繋がりだけの友情だったのか?
今思い出してもどっちだったのか分からないですが、
今会ってもそのことを覚えているとは思えないので、きっと後者なんでしょう。

「スーパーマリオブラザーズ」の他にも名作が続々登場!

全面クリアしたらクリア順のナンバーが打たれたチャンピオンシップカードが
配布されるというシステムで、全国の小学生を競わせた「チャンピオンシップロードランナー」
シューティングゲームの革命ソフト「スターフォース」
小学生が初めて中世欧州の冒険ものを満喫した「ドルアーガの塔」
初めてゲームで高度な推理ものを体験させた「ポートピア連続殺人事件」
初めて人気マンガがファミコンに登場「キン肉マン マッスルタッグマッチ」

みんなで楽しめるのがファミコンの強みでしたが
「ポートピア連続殺人事件」は基本、一人でプレイするゲーム。
しかし、その衝撃さから翌日こんな展開になったと話せるゲームで、名作です。
上に挙げた革新的なソフトの中でも最も異彩を放ってたゲームだと思います。


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