「本日のバーガー」1巻感想~世界にはどんなハンバーガーがある?~

本日のバーガー

世界のいろんなハンバーガーを知ることができる!

「本日のバーガー」は、ハンバーガーを題材にしたグルメ漫画です。
世界のいろんなハンバーガーと人間ドラマを絡めさせながら話が進みます。
1話読み切りなので、内容が充実していて展開が早く、読者を飽きさせません。
この漫画は、知らないハンバーガーを知ることができたり、
プチハンバーガー情報が適度に挿入されたりと、それだけで読んでて楽しいです。

「本日のバーガー」は、週刊漫画TIMESで、2015年10月から連載開始。

才谷ウメタロウ先生は、ヤングキング、週刊漫画TIMESで連載を持っている漫画家ですが
現在までヒット作に恵まれていないようです。

原作者の花形怜先生は
「珈琲どりーむ」、「バリスタ」、「味いちもんめ・世界の中の和食編」、など
グルメ漫画を多く手掛けています。

花形怜先生は、これらのヒット作に引き続いて
グルメ系のテーマを保ちつつ、何かに特化したものがいいなと思い
「本日のバーガー」を手掛けることにしたんだそうです。
ピザ、サンドイッチ、など他にもテーマとする候補があったそうですが、
一番ネタが豊富そうだと思ったのがハンバーガーだったみたいですね。

ハンバーガーは世界各地に存在し、しかも日本人からしたら珍しいものも多い。
日本で考案され人気となっているハンバーガーもたくさんあります。
この漫画は現在まで5巻刊行されており、
チェーン店で考案されたハンバーガーは登場していますが、
日本のご当地バーガーはまだ登場していません。
ハンバーガーの本場、ニューヨーク、ハワイ、ロス、を舞台に描いても欲しいです。

これからどんなハンバーガーが登場するのか、先が楽しみです。

本場で食べたい!!作中で紹介されたハンバーガー!

◎第1話 神宮寺の店
アンブルゲサ(キューバ)

キューバの牛肉は繊維が筋張っていて硬い。
でも、ミンチにしてしまうと肉を喰らう食感がうしなわれてしまう。
そこで生まれたのが、肉を叩きながら筋を断ち切る方法で
味付けは、塩、こしょう、のみ。
パンにステーキを挟んだシンプルなハンバーガー。

*ハンバーガーの発祥について
ハンバーガーは、1800年代後半にアメリカのどこかで誕生した。
ドイツのハンブルクで育てられた牛の挽肉を使った料理(ハンバーグ)は
アメリカでもドイツ移民によってつくられ、人気に。
工業化に伴い、工場で働くようになった労働者は家で食事をとることが困難になり、
ハンバーグをパンに挟んだ手軽に食べるハンバーガーが誕生したといいます。
そして、ハンバーガーは世界を席巻していくことになります。

◎第2話 あの日の味
ロッシーニ・バーガー(アメリカ・ニューヨーク)

21世紀に入ってアメリカで、グルメハンバーガーブームが起こる。
そのきっかけは、NYの4つ星レストランのシェフが30ドル近い高級バーガーを考案、人気になったため。
そのハンバーガーが
①サーロインをミンチにしたパティ
②牛のショートリブの煮込み
③フォアグラ
④トリュフ
という4つの高級な具材を挟んだものでした。

このハンバーガーは、美食家で有名なオペラの作曲家ロッシーニの名前がつけられた
フランス料理の「ロッシーニ風ステーキ」(牛ヒレステーキにフォアグラとトリュフを添えた)を参考にしたと言われています。

◎第3話 仕打ちへの一品
エッグバーガー(アメリカ)

目玉焼きとチーズを挟んだバーガー。
アメリカでは第二次世界大戦が始まると肉不足のため、牛肉の代わりに卵を使用した。
当時のハンバーガー職人は、卵でも牛肉のハンバーガーに負けないような美味しさを追求します。
その打開策の一つがチーズでした。
1920年代半ばにハンバーガーのトッピングとしてナチュラルチーズが使われる。
戦時中には、加熱による殺菌で長期保存が可能になったプロセスチーズが大衆にも普及。
卵にチーズを挟むことで、ボリュームだけでなく味にコクを加えることに成功します。

◎第4話 道は作れる!
ベジバーガー

パティ(肉)の代わりに豆などの植物性たんぱく質を使用。
菜食主義者、ヘルシー志向、宗教上の理由で肉を食べれない人のために誕生したのが
肉を一切使わず、野菜、穀類だけでつくる「ベジバーガー」。

◎第5話 変わった常連客  第6話 名刺一枚から
カリフォルニア・バーガー(アメリカ)

●アメリカ西海岸のカリフォルニアバーガー
チーズバーガーにベーコン、ワカモレ(アボカドのディップ)をトッピングしたもの。
ワカモレでなく、スライスした生のアボカドをそのままトッピングすることも多い。
本場カリフォルニアを含む西部では、アボカドを挟んだものをカリフォルニアバーガーと呼ぶ。

●アメリカ東海岸のカリフォルニアバーガー
パティにレタス・トマト・玉ねぎを挟んだハンバーガー。
トマト・レタスの生鮮野菜の収穫量はカリフォルニア州が全米の半分を占めていることから
シカゴ、ニューヨークなどの東部では、レタス・トマト・玉ねぎを挟んだものをカリフォルニアバーガーと呼ぶ。

◎第7話 畑中の罠
羊肉のハンバーガー

パキスタンでは、仔羊の挽肉とひよこ豆でつくったパティのハンバーガーが人気。
世界には、山羊、ダチョウのハンバーガーもある。

本日のバーガー 1巻 (芳文社コミックス)


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