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大長編ドラえもん6巻「のび太の宇宙小戦争」感想・考察~ジオラマ・プラモデルをつくってみよう~

大長編ドラえもん

のび太の宇宙小戦争

今回、のび太たちは特撮映画の作成を計画します。
撮影用に模型を作り、模型で本物のような臨場感を演出していきます。
「スネ夫、ジャイアン、出来杉」の撮影チームは、スターウォーズのような宇宙戦争ものを、
「のび太、ドラえもん、しずちゃん」の撮影チームは、
オズの魔法使いのような童話の世界をそれぞれ作成します。
しかし、撮影中にピリカ星からやってきた親指ほどの大きさの宇宙人が現れ、
自分たちが撮っていた映画の世界が現実になります。
のび太たちはスモールライトでピリカ星人と同じ大きさになって彼らに戦いを挑むことに。
そして、地球から宇宙、ピリカ星へと舞台を移して、のび太たちが大活躍します。

冒頭の楽しさ

1.ジオラマ、プラモデルを作って映画撮影
  スネ夫たち、それぞれが楽しく映画撮影をしているので、自分でもやってみたくなります。
2.スモールライトで小さくなったらやってみたいことシリーズ
  メロンをたらふく食べる。人形ハウスが家。人形とダンス。風呂がプール。ミルク風呂。
3.自分で作ったプラモなどの玩具が活躍
  子どもだったら自分で作ったプラモが活躍するのを一度は夢みるはず。
  今回の小戦争では、スネ夫の作ったプラモの戦車が最強ともいえる兵器になり、
  しずちゃんの人形ハウスが臨時大統領官邸となるのもワクワクします。

物語中盤以降

1.情報戦 のび太たちvsPICIA
  PICIAとはピリカ星の独裁政府の情報機関で、アメリカでいうCIA。
  物語中盤はスパイ映画のような情報戦が展開され、
  地球では、不利な状況にいたPICIAですが戦術に長け、のび太たちを追い込んでいきます。
  さらにピリカ星でも敵の情報を逸早く入手して、先手を打ってきます。
2.ピリカ星での戦い
  ピリカ星では、姿を消せる道具の効力が途中で切れてしまいます。
  ここで、同じようにスモールライトの効力もそろそろ切れるのでは?と想像がつきます。
  そして、いつものように終盤、絶体絶命のピンチに陥ります。
  そこで、スモールライトの効力が切れ、巨大化(元の大きさに戻り)し形勢を逆転させる
  どんでん返しの方法は、「待ってました」と思わせ、爽快でした。

まとめ

プラモ、ジオラマを作って映画を創作する楽しさを描いた冒頭が好きです。
中盤のPICIAとの情報戦の攻防もスリリングな展開でいいんですが・・・。
大長編は異世界での冒険が楽しさの一つでもあると思います。
ピリカ星にある国が独裁国家ということで、’80年代東欧のどこかの国が
モデルになっていると思うのですが、宇宙戦争と謳っているわりに、
地球そのままだったのが残念なところです。
これだったらスネ夫の作ったジオラマの世界で戦った方が
夢があって面白かったかな?と思います。

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ジオラマ・プラモデルを作ってみよう

今回は、スネ夫が作ったジオラマ・プラモが大活躍しました。
これを読むとジオラマ・プラモを作って自分も映画を撮ってみたくなります。
初心者でも作れる本があったので紹介します。

まずは、プラモデルから

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そして、ジオラマ。
ジオラマは世界観を自分で想像するのでプラモデルより
難しそうですが、やりがいがありそうです。

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五稜郭に行ったときにあったジオラマです。
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