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大長編ドラえもん4巻「のび太の海底鬼岩城」感想・考察~夏休み旅行に行こう~

大長編ドラえもん

のび太の海底鬼岩城

夏休みの旅行はどこへ行きたいですか?

夏休みの旅行は、どこに行きたいですか?
暑い夏だから海に行って海水浴がしたい。
きれいな砂浜と広大な青い空の景色、暑く感じたら海水につかり涼みに行く。
いや、暑い夏だから涼しい山へ登山がしたい。
普段見られない高原に咲く花、マイナスイオンを感じる木々、
苦労して上った山頂から見る景色。

「のび太の海底鬼岩城」の冒頭は、
のび太たちが夏休みのキャンプをどこにするかの議論から始まります。
読んでいると旅行に行きたい気分になってきます。

今年の夏は「海」と「山」両方を堪能しに行く

そこでドラえもんは、みんなの希望をかなえる旅行を提案します。
海底旅行です。
テキオー灯を使えば、海の中でも息ができ、
どんな海底にもぐっても昼間と同じ明るさで、水圧もかかりません。
つまり、海底でも地上の太陽の下にいるのと
まったく同じように活動できるのです。

海底には千メートル以上の山や1万メートルを越える谷がある。
テキオー灯があれば、海底の神秘を快適な旅行気分で知ることができます。
朝、起きるとドラえもんの道具で深海でも生息できるようになった
大陸棚にいる夢のような色とりどりの海藻、魚たちが出迎えてくれます。
そして、見たことのない深海魚、巨大イカとの遭遇、
壮大な山々、地球の底マリアナ海溝への探検にでかけます。
そして、夕食は海上で海の入日をみながら好きな食事を堪能。
日が暮れると満月の光がイルカたちを照らします。

「のび太の海底鬼岩城」は、最高の夏休み旅行を疑似体験させてくれます。
気のおけない友達とこんなにも楽しい時間を描いたマンガがあったでしょうか?
海底鬼岩城の前半を読むと、リゾートへ行ってリフレッシュしたかのような
のびりとした気分になります。

そして、物語はバミューダトライアングルの謎から
ムー大陸、アトランティス大陸の謎の究明へと移行していきます。

アトランティス大陸、ムー大陸、バミューダトライアングルの謎

「のび太の海底鬼岩城」は後半、海に関するミステリーとして有名な
アトランティス大陸、ムー大陸、バミューダトライアングルの謎を
解明する形で物語が進んでいきます。
この世界的に有名なミステリーについて簡単に紹介します。

1.バミューダトライアングルの謎
大西洋の、バミューダ諸島、フロリダのマイアミ、プエルトリコを
結ぶ三角形の海域では、船や航空機が忽然と姿を消してしまうことが
1950年代くらいから世界的に知られるようになったようです。

2.アトランティス大陸、ムー大陸の謎
アトランティス大陸は大西洋?(ヘラクレスの柱の外側)に、ムー大陸は太平洋に
存在し、共にそこに住む人々は高度な文明を持っていたが、
両大陸とも今から約1万2千年前に大地震と大津波によって沈み、
両文明とも滅びてしまったという伝説です。

しかしこの二つの文明は、存在が明らかになった時代がまったく違います。
アトランティスは、紀元前400年頃のギリシャの哲学者プラトンの著書
「ティマイオス」と「クリティアス」に記載されているので
かなり前からその存在が伝説となっていたのですが、
ムー大陸は、1931年からのシリーズ、イギリスの作家ジェームス・チャーチワードの著書
「失われたムー大陸」で、その存在が明らかになりました。

今ではムー大陸はチャーチワードの創作だったという解釈が、一般的なようですが
アトランティス大陸の方が存在の信憑性が高く、伝説の解明が今もされています。
「のび太の海底鬼岩城」では、この二つの文明は海底にあったという設定で、
まったくのフィクションになっていますが、
ミステリー好きには興味をそそられる展開になっていると思います。

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夏休み旅行に行こう

「のび太の海底鬼岩城」を読むと夏休み旅行に行きたくなります。
定番の旅行先をいくつか紹介します。
1.海 青い海と空
日本の海

夏は、強い日差しが空と海をより青々とさせて、海の景色を絶景に変えさせます。
海といえば、ハワイ、タヒチ、カリブ海、地中海、マイアミ、などを
思い浮かべる人も多いと思いますが、日本の海だって負けていません。

日本は海に囲まれた国。
福井(水晶浜海水浴場)
http://www.wakasamihama.jp/umi/umi9.html
神奈川(由比ガ浜海水浴場)
http://yuigahama.sos.gr.jp/
静岡(弓ケ浜海水浴場)
http://www.yumigahama.info/
などなどの海水浴場から
伊豆諸島、小笠原諸島、沖縄諸島、などなどの絶景、
ムー大陸の伝説を紐解く与那国島の海底神殿まで
日本は海を堪能するには最適です。

2.山 自然あふれる空気と高原の絶景
日本の山

夏は、山に登って涼みに行くというのもいいです。
高原に咲く花、山頂から見下ろす絶景、マイナスイオンを感じられる木々
蝶、カブト虫などの昆虫採集などなどの楽しみもあります。

日本は山が多い。
静岡県の富士山を筆頭に、
http://www.fujisan-climb.jp/
長野県の北アルプス(穂高岳、上高地、安曇野)、
http://www.shinshu-navi.com/course/kamikochi02.php
和歌山県の高野山(金剛峯寺までの何キロにも渡る参道)
http://www.rinkan.co.jp/koyasan/recommend/beginner.html
など日本の山々は世界遺産にもなった観光スポットが目白押しです。

3.花火 壮大で美しい日本の花火
日本の花火

日本の夏の風物詩といえば花火です。
日本の花火は、世界でも類を見ないほどの規模と美しさを兼ね備えています。
有名な花火大会に、大規模な隅田川花火大会(東京浅草)、神奈川新聞花火大会(神奈川横浜)がありますが
日本には、まだまだ見逃せない花火大会が全国に多数あります。

大曲の花火大会(秋田県大仙市)
http://www.oomagari-hanabi.com/
長岡まつり(新潟県長岡市)
http://nagaokamatsuri.com/index.html
宮島水中花火大会(広島県廿日市市)
http://www.miyajima.or.jp/event/event_hanabi.html

4.夏祭り
日本夏祭り
出典:神戸観光壁紙写真集

夏のお祭りは、年中行事の中でも一大イベントの一つです。
誰かと行くお祭りは思い出づくりにはピッタリ。
地元ならではの食べ物、特産品など
それぞれの地域のことも知れるのも祭りの良さです。

ねぶた祭り(青森県青森市)
http://www.nebuta.or.jp/
京都五山送り火(京都府京都市)
https://www.kyokanko.or.jp/okuribi/
阿波踊り(徳島県徳島市)
http://www.awanavi.jp/feature/awaodori.html

大長編ドラえもん4 のび太の海底鬼岩城 (てんとう虫コミックス)

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