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信長協奏曲11卷(ネタバレ)感想

信長協奏曲11卷までの感想です。

信長協奏曲11卷

実は「信長協奏曲」は9卷以降、おもしろくなくなってしまったという感想で
11卷も読んでいなかったのですが
ドラマ版が、結構おもしろかったので1巻から11巻までまとめて読んでみました。

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歴史ものの物語を読むとき、
歴史上の人物がどんなキャラクターにして描かれているか?
というのを楽しむことが一つにあります。

信長というのは、大河ドラマを観ても歴史ものの漫画を見ても
良くも悪くも「信長の野望」を創った光栄という会社がつくりだした
信長のイメージから抜け出しているものは少ないです。
なので信長協奏曲の信長は、かなり斬新でした。
この発明自体で冒頭は良かったんですが、次第にトーンダウンしてくると
斉藤道三、松永久秀までが未来人だと判明し、話が盛り上がっていきます。
本物の信長が明智光秀として再登場するところがピークだったでしょうか?
未来人と期待した武田信玄はついに登場なし。
上杉謙信は、登場するのでしょうか?

三英傑の残り二人の描き方はどうでしょうか?

この物語の豊臣秀吉は忍者として登場します。
(史実でも秀吉の出生については謎が多く、忍者であったという説もあります。)
それも自身の暗躍で大名を調略できるほどの才能の持ち主です。
最近、秀吉は本能寺の変の黒幕として描かれることも多いので
このような暗躍術で成り上がっていく秀吉は、
どこかで読んだ感があって、おもしろくありません。
徳川家康は、長篠の戦いになっても未だにボーとした小学生みたいなままのキャラです。
斬新と言えば斬新なんですが、
サブロー信長の二番煎じ的存在になってしまっています。
この二人をもう少し考えて創ってくれたら違ったかもしれません。

さて、最新11卷の感想ですが
11卷は、上杉謙信に仕えるくノ一「おゆき」の話です。
おゆきは、この物語の創造上の人物ですが、
結構前から登場していて登場頻度が高いので
後々、重要な史実にも関係してくると思われます。
細川ガラシャになるのかな?
上杉家に仕えるくノ一って大河ドラマでもあったような?と思って調べてみたら
天地人で長澤まさみさんが真田幸村の姉として演じていました。
これも架空の登場人物のようです。

しかし、石井先生の描く子どもはどれもかわいすぎます。
森蘭丸がメチャメチャかわいい。

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