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GIANT KILLING ジャイアント・キリング(ネタバレ) 30巻感想

ジャイアントキリング

「ジャイアント・キリング」30巻が1月23日発売されました。

GIANT KILLING(30) (モーニングKC)

唐突ですが・・・、
達海のモデルは中田英寿だろうと思うんですよね。
顔やプレースタイル、海外チームに移籍したことから想像すると。
中田がペルージャ→ローマ→パルマに移籍したのが約16年前。
ジャイアント・キリングの連載が始まったのが7年前、
ジャイキリの時間軸では達海が海外移籍したのは10年前になっているので
丁度、中田が海外移籍した時期と重なります。

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ジャイキリは、実際の日本サッカーの現状と上手くリンクさせて描いています。
しかし、7年連載している間に、物語上の時間は1年も経過していません。
7年の間には、日本サッカー界にもいろんなことがありましたが
その中でも最たる変化は、「日本人選手による海外ビッククラブでの活躍」でしょう。

7年以上前に日本人が海外のビッククラブで活躍したのは中田くらいでした。
それが今では、長友がインテルでレギュラーとして活躍。
香川はレギュラーこそとれていませんが、マンチェスター・ユナイテッドに。
そして、つい先日には本田圭佑が、A.C.ミランに移籍し
なんと背番号「10」を託され、活躍が注目されています。

本田の電撃移籍後、ジャイキリ30巻を読むと
今の日本サッカー界の方が漫画の世界を通り越してしまったなあと。

なぜ、こんなことを思ったかと言うと
30巻は、物語が再び達海に戻ったからです。
かつて、天才と呼ばれ才能を惜しまれつつ去ったETUの星、達海。
彼の選手時代は、カリスマとして描かれて、
日本代表の中心に成り得る存在で、
プレミア(トッテナムみたいなチーム名だったような?確かビッククラブではなかった)に
移籍しています。
今や、日本代表の中心選手ともなれば
マンUやミランにいきなり移籍しても違和感のない時代。
それだけ、本田のミラン移籍の背番号「10」の衝撃が大きかったということなのでしょうが、
少し時代遅れになってしまったかなあと感じたのでした。

そんなことを感じたのも冒頭だけで
30巻は、カッコいい達海再びって感じです。
現役復帰宣言をしてミニゲームをする達海は、
もう、ほんと楽しそうにプレーするんですよ。
そして、現役復帰宣言をした訳が明らかになる後半は、涙ものです。

30巻にして物語のクオリティが依然衰えないことに驚かせられますが
巻数が進むにつれ、絵に疲れてきている感じが表れています。
ツジトモ先生。少し休んでリフレッシュした方がいいのでは?

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