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ポール・マッカートニー  2013.11.18.東京ドーム公演 レポート

ビートルズ
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ポール・マッカートニーの東京ドーム公演(2013.11.18)に行ってきました!

20年前には「50過ぎでロックができるか?」と思ったものですが
ポールももう71歳。
演奏はともかく、さすがに声がでるのか心配。
始まってみれば、そんな心配は一切いらず、
ハードロックの古典曲とも言われている「ヘルター・スケルター」まで披露。

今回は感動のポール・マッカートニーの東京ドーム公演の感想です。

ポール東京ドーム

2013.11.18.東京ドーム公演set list

1. Eight Days A Week
2. Save Us
3. All My Loving
4. Listen To What The Man Said
5. Let Me Roll It/ Foxy Lady Coda
6. Paperback Writer
7. My Valentine
8. Nineteen Hundred And Eighty Five
9. The Long And Winding Road
10. Maybe I’m Amazed
11. I’ve Just Seen A Face
12. We Can Work It Out
13. Another Day
14. And I Love Her
15. Blackbird
16. Here Today
17. New
18. Queenie Eye
19. Lady Madonna
20. All Together Now
21. Lovely Rita
22. Everybody Out There
23. Eleanor Rigby
24. Being for the Benefit Of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band On The Run
28. Back In The U.S.S.R.
29. Let It Be
30. Live And Let Die
31. Hey Jude

Encore One
32. Day Tripper
33. Hi Hi Hi
34. Get Back

Encore Two
35. Yesterday
36. Helter Skelter
37. Golden Slumbers/Carry That Weight/The End

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ポール・マッカートニー東京ドーム公演(2013.11.18)を曲ごとにレポート!

1曲目はビートルズの初期の「エイト・デイズ・ア・ウイーク」
そして、立て続けに新曲「セイブ・アス」を。
11年前の来日公演の時は「ハロー・グッバイ」でしたね。
個人的には「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」で始まって欲しかった。

3曲目の「オール・マイ・ラヴィング」の後に日本語で
「サンキューサンキューアリガトウ。コンバンモ ニホンゴヲ ガンバリマス デモ エイゴノホウガ トクイデス」と
会場場を笑わせる。
4曲目を終えるとジャケットを脱いで、
またまた「これが今日唯一の衣装チェンジだよ」と笑わせた。
ここから巨大スクリーンにポールのMCに「英語が得意じゃない人のために」と日本語訳がでてくるように。

7曲目には、ベース、ギターと演奏してきたポールが段上へ駆け上がる。
もしや・・・次はドラム?と一瞬思ったがピアノだった。
ナンシーへと「マイ・ヴァレンタイン」が始まる。
PVでナタリー・ポートマン、ジョニー・デップが手話を使って有名になった曲で、モニターにこのPVが流れる。
いい曲だなー、と聴き入ってしまった。

10曲目はリンダへ捧げた「恋するもどかしさ」
モニターに産まれて間もないリンダの写真が映しだされる。
この曲が終わると「この赤ちゃんは4人もこどもを産んだんだよ。」とポール。
ポールは、未だにリンダに感謝しきれないほどの思いを持っていることが分かる。

次に印象的だったのは15曲目の「ブラック・バード」
この曲の始まりに「60年代後半、アメリカ南部では公民権運動が盛んだった。
それはイギリスにいてもニュースで知っていて・・・、
苦しんでいる人の役に立ちたいと思ってこの曲を書いたんだ」とポール。
ビートルズは、時代と最もリンクしたバンドだったことを思い出させてくれるMC。
最近、この時間にここいる。この時間を共有しているんだ。
と思わせるライブには、なかなか出会えない。
ビートルズ/ポール・マッカートニーの歴史のほんの一瞬でも共有してるんだと思いながら聴き入る。

そして、次は日本語で「ツギノウタハ、ジョンノタメデス。ジョンニハクシュヲ!」と、「ヒア・トゥディ」
「ブラック・バード」の次にジョンに捧げた曲を持ってきたのは
「ブラック・バード」ような曲を書けたのはジョンの影響が大きかったと言ってるようにも思える。
この演出に、ますます感傷に浸ってしまう。

19、20曲目は新曲の「ニュー」「クイニー・イブ」
この2曲は素晴らしい曲だった。
モニターの映像と合わさって本当に良かった。
この2曲は昔を思い出しながら書いた曲なんだろうか?
激動の人生を生きた71歳のポールが歌うとリアリティがあります。
「ニュー」では
「何ができるのかわからないで生きてきた。これまでの人生では」
「君が現れ、僕の生活を歌に変えた。絶妙なタイミングで」
「そして新しい世界が開けたんだ」と。
君とは、ジョンのことなのでしょうか?誰なんでしょう?
「クイニー・イブ」とはポールが昔遊んでいた鬼ごっこのことだそうです。

25曲目はジョージに捧げた「サムシング」
ポールはウクレレでこの曲を演奏。
せっかくこの曲をやってくれるならベースを聴きたかった・・・。
最後に「素晴らしい曲をありがとうジョージ」と。
そしてここからは名曲中の名曲のヒットナンバーが最後まで続く。

31曲目はロンドンオリンピックの開会式でも披露した「ヘイ・ジュード」
大観衆で大合唱できる代表曲。
「ナ~♪ナ~♪ナナナナ~♪」
当然ポールは皆に呼びかける「ダンセイダケ!ジョセイダケ!ハイ、ミンナデー!」と。
これに参加しないでどうするとばかりに歌いましたが、周りには歌わない人もちらほら。
ポールも言ってたけど「ミンナ!タノシンデル?」「イッショニ、ウタオーヨ!」!!
ここで一旦フィナーレ。

アンコールの登場が良かった。
ポールたちが巨大な日の丸とユニオンジャックを掲げて「モットキキタイー?」と登場。
2回目のアンコールでは「福島の人たちに捧げます」と「イエスタデイ」を熱唱。
この曲に被災した人たちとどう関連が?
「レット・イット・ビー」の時に言うのを忘れてしまったからここで言ったのだろうか?
被災した人たちにと言って欲しかったけど、
ともかく、このような気配りができるのはさすが一流ミュージシャンだと思う。

そして、このツアーを支えてくれた皆一人一人へ感謝を述べると本当のフィナーレ、
アビーロードのエンディングメドレーへ。
この曲ほどエンディングに相応しいロックナンバーはない。
この曲は、ビートルズに終止符をうって、また新たなステージへ行かなきゃならないと歌った歌だ。
「少年よ!きみはこれからずっと重荷を背負っていかなきゃならない」と合唱するところなんか
また頑張らないと思わせてくれる。最後、切なくても前向きに思わせてくれる曲だ。
この体験をライブでできたことは本当貴重な体験だ。

ポール・マッカートニー東京ドーム公演(2013.11.18)感想まとめ

こうして待ちに待ったポール・マッカートニーのライブは終わったけど
終わって思ったことは、所々で言う一言一言にこんな一喜一憂するもんなのか、ということ。
ビートルズ関連の本で読むのではなく、過去の映像から聞くわけでもなく、
71歳の生き証人ポールから直接聞いているのだ。

そして、これまでの人生を振り返って、いろんな人に感謝の言葉と共に歌いあげるポール。
リンダ、ナンシー、ジョン、ジョージへの感謝の歌は、素晴らしいの一言だ。

もう、パフォーマンスとか声が出ているかとかはあまり重要じゃない。
ポールにしかできない演出をしてくれたことが嬉しかった。

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